中国の万里の長城でコンサート
彼は再び偉業を成し遂げました。8月12日(日)の11:30から15:00に、中国の万里の長城の居庸関で、ドイツのピアニスト、ステファン・アーロンは「Great Wall Song」を披露しました。この偉大なランドマークで演奏を行った歌手・ピアノ演奏家は、公式には彼が初めてです。最大の難関は、段差の多い山の上まで226キロものピアノを運搬する作業で、そのために8名の人が協力しました! 気象条件はミュージックビデオの撮影にうってつけの気候でしたが、40度もの熱は耐え難いものがありました。アメリカのディレクター、クリス・ドーラン率いる国際的な撮影チームとともにアーロンは現地入りしました。ジミージブ(カメラクレーン)とピアノを持ち込み、フィルム撮影の許可も得ました。C-tracks Recordsは、演奏後すぐにこの奇抜なアーティストのインタビューを行うことに成功しました。
C-tracks:こんにちは、ステファンン。万里の長城での演奏中の気分はどうでしたか?
アーロン:最高の気分でした。世界で広く知られているこの中国のランドマークに対しては深く感謝しているとともに、賞賛の気持ちを持っています。万里の長城の上に座ってピアノの演奏をしているときの気分は、「そろそろ誰かに起こされるんじゃないか」と夢見心地でした。本当に緊張を感じました。
C-tracks:「Great Wall Song」のテーマは?
アーロン:この曲は、万里の長城で彼女のために歌を歌って、男が愛情の強さを伝えるという曲です。
C-tracks:撮影で一番苦労したことは?
アーロン:たくさんの段差をピアノを担いで上り下りしたことです。こわすぎて、運んでいるときも足元を見ることはできませんでした。
ピアノの運搬を手伝ってくれた人が大きな助けとなったことは声を大にして言いたいです。協力してくれたみなさん、すばらしい働きぶりと計画の達成に尽力していただき、本当にありがとうございます!
C-tracks:万里の長城での中国の人からの反応はいかがでしたか?
アーロン:演奏中のわたしの写真を、親類や友人を交えて、たくさん撮影してくれました。中国の人はとても温かく親切にわたしたち外国の人に接してくれました。
C-tracks:ドイツに戻ったら寂しいことはありませんか?
アーロン:中華料理は大好きです。スイカジュースを試してみることをおすすめします! それを飲むためだけに、ドイツから飛行機で10時間かけて行く価値があります。
C-tracks:次はどこで演奏する予定ですか?
アーロン:エジプトのギザのピラミッドでいつか演奏したいとは思っています。それは、スポンサーから協賛していただける金額次第ですね。
C-tracks:その計画が実現することを願っています。